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株式会社アース
日本エコ・ケア・サービス

濃尾竹炭

 創造的事業活動の研究開発等事業』とは、著しい新規性を有する技術に関する研究開発、研究開発成果の利用(事業化)、事業のために必要な需要の開拓の3つの事業をいいます。
 尚、事業の目標として『新たな事業分野の開拓につながるもの』であるこが必要です。
 高純度炭化物の研究開発等事業は、上記の条件を満たし、従来にない技術要素が付加された著しい新規性を有する技術として、愛知県の審査会の結果をもとに平成13年9月3日、神田 真秋 愛知県知事の認定を受けた事業です。

濃尾竹炭トップ

濃尾竹炭の通電性

 竹炭焼きの仕上げ段階で、窯の中の温度を上げ、炭材から出たガス(揮発分)を燃焼させる一連の作業を『精煉』または『ネラシ』と呼びますが、炭の品質を高め、炭全体の炭化度を均一にする上できわめて重要な行程です。炭の精煉度は、その炭の電気的特性、つまり電気抵抗値で見分けることが出来ます。炭は炭化温度650℃位に電気的変位点があり、シグマ電子が少なくなり、電導性のよいパイ電子が増える性質があります。したがって、炭の表面の電気抵抗を測定すると、どのくらいの温度で焼かれた炭かということがわかります。電気抵抗は炭に含まれている揮発分(ガスになる成分)の量で変化するためで、よく炭化され、不純物の少ない炭は、電気抵抗が小さく炭素含有率も高いのです。(グラフ1・3)したがって、電気抵抗値が小さいと通電性はよくなります。また、炭化温度 650℃〜800℃位での炭の吸着量が平均して数値が高いといえます。(グラフ2)

 以上のことから、濃尾竹炭は100%通電性があり、不純物が少なく吸着力が多い竹炭なのです。

グラフと写真

マイナスイオン効果

 濃尾竹炭の主な成分である炭素には、酸化してしまった物質に電子を供給し、元にもどす(=還元する)という特性があります。ここでこうした炭素の酸化防止、還元作用について少し科学的な側面からみてみましょう。

 私たちの住む宇宙には、すべての物質の基礎となる109種類の元素があるとされています。この元素はさらに原子によって形成されていますが、その原子の構造は、中心にある陽子と中性子が合わさった原子核と、周囲をぐるぐる回る電子によってできています。陽子はすなわち陽電気でプラスの電子。対する電子は陰電気でマイナスの電子です。この二つのバランスが取れていることで、原子は全体として電気的に中性を保っています。ところが、なんらかの原因でマイナス電子が離れると(例えば疾患や痛みのある患部には電子が少なくなっています)、プラスの電子である陽子だけが取り残されてしまいますが、この状態を「酸化」と呼んでいます。酸化とは物が新鮮でなくなること、物が腐ることなのです。
 一方逆に離れていった電子が元に戻り、原子がバランスを戻すことを「還元」といいます。

 つまり、酸化は原子レベルでみれば、電子の離脱現象を意味するのです。人間が生きていく上で必要な物、空気、土、食べ物、水、その他あらゆる物質も、電子が離れていくことで酸化現象をおこします。新鮮な果物や野菜などが腐るのは、その原子から電子が離れていった…ということなのです。

 人間の場合も同様です。病院にお見舞いにいって帰ってくると、どういうわけか疲れてしまうとか、元気な人に会うと"パワーをもらった"と思えるほど自分も元気になる、ということを一度ならず経験していると思います。実は病院に入院している人は、患部が電子の離脱現象をおこし、電子不足の状態になっています。そのために見舞いに行くと、電子を奪われ疲れたと感じるのです。すべての人間の体内でも細胞が衰え、腐り、またすぐに新しい細胞が生まれ働き出し、そして機能を取り戻します。このような酸化と還元を日々繰り返しているといえます。

 歳を取るにつれて、新陳代謝が弱まり酸化のほうが勝ると、老化現象を起こしてしまいます。だからいつまでも健康で若々しくいるためには、新陳代謝を活発にし細胞の新鮮さを保つ必要があります。言い換えれば長生きするためには酸化をできるだけ防ぎ還元力を維持することが大切なのです。

 さて、元素のうち、ことに水素は原子核から電子が離れやすいという性質をもっています。だから水素を多く含む物質(代表は水)は腐りやすいのです。人間の体は約70%が水(H2 O)でできていますので酸化しやすいということになります。この点からも人間はできるだけ酸化を防ぎ還元力(=新陳代謝)を高める必要があるのです。
 炭素は動きやすい活発なマイナスイオンの電子をたくさん持っています。それだけではなく周囲のものに電子を供給し、酸化を防ぎ、かつ酸化していた状態を元に戻すという大きな力を発揮します。電子というものは常に多いほうから少ない方に流れ、密度の高い方から低い方へと流れる性質をもっています。濃尾竹炭の炭素電子の密度は人間よりもはるかに高いので、人間はいつも炭素(濃尾竹炭)から電子を貰えることになります。いうまでもなく、濃尾竹炭の密度の高い炭素電子によって、物の新鮮さも保たれ長持ちするというわけです。

 ところで、高気圧が張り出した天気の良い日には、人間誰しも爽やかな気分で体調もよくなりますが、逆に低気圧の日には気分が落ち込み元気がなかなか出てきません。これは科学的にみると高気圧の時には、体に電子が供給されて還元作用が働き、低気圧の時には、電子が奪われ酸化現象が起きているということなのです。濃尾竹炭を身近なところに置いておくと、電子の密度が高気圧よりさらに高くなります。ですから、濃尾竹炭を生活の中に活かし、濃尾竹炭の持つ酸化防止作用や還元力が、人間の体の中でうまく機能すれば、体を活性化させ健康の維持に大いに役立ち、引いては老化防止にも一役かうことになるでしょう。

濃尾竹炭の主な働きと効果

  • ●消臭(脱臭効果)・抗菌作用・防虫作用
  • ●吸脱着作用(調湿効果)
  • ●天然ミネラルの供給
  • ●遠赤外線の温熱効果
  • ●マイナスイオンによる酸化防止(還元・保存作用)
  • ●電磁波の吸収・遮蔽
  • ●浄化・濾過作用(有害化学物質の吸収と微生物による無毒化)